特定商取引法

特定商取引法(トクテイショウトリヒキホウ)の意味・解説

特定商取引法とは、訪問販売、電話やインターネット等による通信販売など、消費者トラブルが起きやすい特定の取引を対象とし、取引の適正化を通じて消費者の保護や健全な市場形成を図ることを目的とする法律です。

特定商取引法の対象となる取引は、訪問販売・通信販売および電話勧誘販売にかかる取引、連鎖販売取引、特定継続的役務提供にかかる取引、業務提供誘引販売取引、訪問購入にかかる取引です。特定商取引において、事業者による不適正な勧誘や取引を取り締まるための規制や、トラブルの防止や解決のため、クーリングオフなどの民事ルールを定めています。

なお、土地や建物の売買や賃貸等の「宅地建物取引」については、宅地建物取引業法によって定められているため、特定商取引法には定められていません。

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