土壌汚染対策法

土壌汚染対策法(ドジョウオセンタイサクホウ)の意味・解説

土壌汚染対策法とは、カドミウムや有機リンなど化学物質が非常に高い濃度で工場跡の土壌に残されているといった事例が各地で報告されている。それを受けて、汚染された、もしくは汚染の恐れがある土壌の把握や、その汚染による健康被害の防止を目的に定められたのが「土壌汚染対策法」(2003年2月15日施行)である。2009年と2017年に改正法が公布され、2017年公布の改正法の一部は2018年4月1日施行。残りの部分は2019年4月1日に施行された。この改正で、土壌汚染調査が強化され、都道府県知事が汚染の除去などの措置内容の計画提出を命じることになり、一定の要件を満たす区域における、土地の形質変更の届け出や汚染土壌の処理に係る特例制度などが設けられた。

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