住宅性能保証制度

住宅性能保証制度(ジュウタクセイノウホショウセイド)の意味・解説

住宅性能保証制度とは、新築住宅の購入後、雨漏りや建物の傾きなどの瑕疵(欠陥)が見つかった場合に、事業者が購入者に対して「瑕疵担保責任」を負い、無償補修や損害賠償などを行う体制をバックアップするための保証制度。ただし、当制度は2008年(平成20年)6月末で受付を終了した。現在は、「住宅瑕疵担保履行法」に対応する「まもりすまい保険」に引き継がれている。

「まもりすまい保険」は住宅保証機構(株)が扱う保険で、新築住宅の引き渡しから10年間に、建物の基本構造部分に瑕疵が発見された場合、住宅事業者等が負担する補修費用に対して保険金が支払われるというもの。万が一住宅供給者が倒産した場合には瑕疵補修費用が直接支払われる。

保険がかけられる住宅には一定の基準があるため、工事中に専門の検査員による現場検査が行われるメリットもある。保険手続きは、同機構に登録された住宅事業者等の申請により、対象住宅の審査に合格したら同機構から保証書が発行され、住宅事業者から購入者に交付される。

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