都市低炭素化促進法

都市低炭素化促進法(トシテイタンソカソクシンホウ)の意味・解説

都市低炭素化促進法とは、地球温暖化の原因ともなるCO2をはじめとした温室効果ガスの発生を抑えるため、その主な発生源である“都市におけるCO2排出量”を削減し、低炭素都市の実現を目指して、2012年制定された法律です。正式には「都市の低炭素化の促進に関する法律」、略称で「エコまち法」とも呼ばれています。

都市の低炭素化に向けた基本方針の策定を国に義務付け、さらに、市町村も低炭素化に向けた「低炭素まちづくり計画」を策定し、その実現のための措置を講じることができるとしています。

また、同法では「民間等の低炭素建築物の認定制度」についても定めています。これは、民間等が低炭素化に資する建築物の新築、増改築等を行う場合、「低炭素建築物新築等計画」を都道府県知事または市町村長に提出し、認定を申請でき、認定されると容積率の優遇や税制上の優遇などが受けられるという制度です。

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