流通業務地区

流通業務地区(リュウツウギョウムチク)の意味・解説

流通業務地区とは、施設立地誘導ゾーニングのなかの地域地区の1つ。幹線道路や鉄道等の交通施設が整備され、物資の流通が効率的に行えるよう、流通業務施設の立地を誘導するために、都道府県知事や政令指定都市の長が定めることができるのが「流通業務地区」である。同地区内では、流通業務にとって機能上必要な施設以外の施設の建設は規制される。すでに指定されている用途地域にかかわる用途制限が適用除外になり、新たに指定された流通業務地区の用途制限が適用されることになる。
なお、施設立地誘導ゾーニングとは、さまざまな都市機能の増進を目的に特定の施設の立地を誘導するための地域地区のことで、この「流通業務地区」に加え、「高層住居誘導地区」「臨港地区」「駐車場整備地区」の計4種類ある。

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