建築士事務所(ケンチクシジムショ)の意味・解説
建築士事務所とは、一級建築士、二級建築士、木造建築士などの資格をもつ設計技術者の事務所のこと。建築士は、建物の設計や工事監理、建築工事の指導監督、建築物に関する調査などの仕事を行おうとするときは、一級建築士事務所または、二級建築士事務所または、木造建築士事務所を定めて、都道府県知事の登録を受けなくてはならない（建築士法第23条）。
また、建築士事務所の開設者は、事業年度ごとに、業務の実績の概要や実績などに関する報告書を都道府県に提出する義務がある。このほか、業務に関する一定の図書や帳簿などの保存、依頼者の求めに応じて業務の実績等を記載した書類等を閲覧させること、設計受託契約等を結ぶ際の重要事項説明などが義務付けられている。
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