居住安定計画の認定

居住安定計画の認定(キョジュウアンテイケイカクノニンテイ)の意味・解説

居住安定計画の認定とは、防災再開発促進地区内にある老朽化した建物のうち、大規模な地震による延焼を防止する上で危険であるものについて、市町村長などはその建物の除却を勧告できる(延焼等危険建築物)。
この建物が賃貸アパートの場合、所有者は、賃借人の氏名や家賃、また転居先の住宅などに関する「居住安定計画」を作成して、市町村長の認定を申請することができる。認定を受けた住宅の賃借人は、公営住宅等への入居や家賃の減額、移転費用の補助などを受けられるケースもある。また所有者は賃借人に対し、「賃貸借契約の更新拒絶の通知」や「解約の申し入れ」を行うことが認められる。

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