難燃処理

難燃処理(ナンネンショリ)の意味・解説

難燃処理とは、木や紙、繊維など可燃性をもつ素材に対し、燃えにくい材料へと加工処理を行うことです。難燃加工ともいいます。主な加工処理方法は、素材によって大きく異なります。
例えば、木材の場合、木材に液体などを加圧注入して処理をする方法や、木材を液体に浸す方法、表面に液体などを塗布する方法です。これらの処理を施すことにより、可燃性をもつ木も、難燃材料の建築資材として使用することが可能になります。
生地や布の場合、繊維の種類によって加工法は異なりますが、綿やレーヨンなどの燃えやすい繊維の場合、難燃剤を表面に固着・乾燥させる方法が主流です。また、日本防火協会による防火性能審査に合格した製品には防火ラベルを付けることができます。

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