界壁の遮音性能

界壁の遮音性能(カイヘキノシャオンセイノウ)の意味・解説

界壁の遮音性能とは、共同住宅または長屋における住戸間の界壁(境界壁のこと)に関し、遮音レベルや構造等について建築基準法で定めた規定のこと。
建築基準法では、共同住宅や長屋の界壁は、各戸の小屋裏または天井裏に達するように設置しなければならない。また、日常生活に支障が生じないように、一定の遮音性能をクリアしなければならない、という旨が規定されているが、2018年(平成30年)の法改正により、「長屋または共同住宅の各戸の界壁に関する規制の合理化」を目的とし、「天井の構造を遮音性能に関して政令で定める技術的基準に適合するもので、国土交通大臣が定めた構造方法を用いるもの等とする場合には、各戸の界壁を小屋裏または天井裏に達するものとしなくてもよい」こととなっている。

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