モジュール

モジュールの意味・解説

モジュールとは、建築で設計上の基準となる単位寸法。日本建築の「尺(しゃく)」や「間(けん)」もモジュールの1つ。日本では、従来、住宅を建てるときのモジュールを3尺×6尺(910mm×1820mm)としており、住宅建材についても、多くの商品で尺モジュールがベースになっているため、現時点では、この尺モジュールでつくられた建築物が多数存在する。ただ、この尺モジュールを当てはめると、廊下が狭くなって車椅子が通れないなどの問題が生じるため、近年、ハウスメーカーなどを中心に「1m」を基準とする「メーターモジュール」を用いることが多くなっている。なお、北米などでは、よりワイドな4フィート×8フィート(約1220mm×約2440mm)を基準とする「フィート・インチモジュール」が用いられており、日本においても、輸入住宅を手掛けるメーカーなどで採用されている。

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