文教地区

文教地区(ブンキョウチク)の意味・解説

文教地区とは、都市計画法で定める特別用途地区の1つ。住宅地のうち大学や研究所等の教育研究施設や、図書館、美術館、博物館等の文化施設がある程度まとまった地区を対象にして「文教地区」を指定し、教育や研究、文化活動をする上で、環境の悪化をもたらすような施設(パチンコ店やバー、映画館、劇場、モーテル等)の建設を制限している。
なお、この特別用途地区は、地域的な目的からなされるもので、「用途地域」指定があるところに重ねて指定される。
分類は、従来の小売店舗地区、事務所地区、観光地区、娯楽・レクリエーション地区、特別業務地区、研究開発地区、厚生地区、中高層階住居専用地区、商業専用地区、特別工業地区、そしてこの文教地区の11種類であったが、1998年(平成10年)の都市計画法改正で、より地域の実情に即した指定ができるように、その種類や名称も地方公共団体で自由に定めることができるようになっている。

文教地区(ブンキョウチク)に関する物件ピックアップ

ページトップへ戻る