非線引き

非線引き(ヒセンビキ)の意味・解説

非線引きとは、都市計画区域において、市街化区域と市街化調整区域の分類がなされていないこと。また、その分類がなされていない区域を一般的に「非線引き区域」という(都市計画法上では「区域区分が定められていない都市計画区域」という)。
なお、都市計画区域については、「整備、開発または保全の方針」を定めるものとされ、この「非線引き区域」も対象となっており、用途地域を定めることもできる。また、用途地域の定められていない非線引き区域においては、良好な環境の形成・保持を目的とし、人の集中・騒音・振動などを発生させるおそれのある施設等の建設を制限する「特定用途制限地域」を設けることもできる。なお、この特定用途制限地域内における建築物の用途の制限は、都市計画に即して地方公共団体の条例で定められることとなる(建築基準法第49条の2)。

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