有料老人ホーム総量規制

有料老人ホーム総量規制(ユウリョウロウジンホームソウリョウキセイ)の意味・解説

総量規制とは、各市区町村単位の施設や居住系サービスの総量(全部の受け入れ数)に対する規制で、介護サービスに対する自治体の負担軽減、在宅介護の推奨などが目的。施設を開設する時には都道府県知事による指定が必要だが、都道府県が決めた必要利用定員総数を超えてしまう場合には、事業者の指定などを拒否することができる。2006年4月の介護保険法の改正では、それまでは規制の対象外であった有料老人ホームも対象となった。
また、2018年の介護保険法の改正により創設された、新しい介護保険施設の介護医療院についても総量規制の対象に含まれる(医療療養病床及び介護療養型医療施設などが、介護医療院に転換した場合は対象外)。

ページトップへ戻る