横型手すり

横型手すり(ヨコガタテスリ)の意味・解説

横型手すりとは、横向きに設置したまっ直ぐな形状の手すりのこと。
体が床面を移動するときに重心位置も平行に移動する場所に設置される。具体的には、介護や介助が必要な高齢者の寝室内や、廊下、階段、洗面・脱衣所内、浴室内などで、ある程度の距離を移動するときに体を支えることが目的となる。
設置する場合は、高齢者等が立ったままの姿勢で楽に握ることができるよう、腰からやや高めの位置(床面から75cm程度)に取り付けるのが基本。また、手すりをしっかり握ることができない場合は、前腕を乗せて使用することが多いため、床面から100cm程度に取り付ける。
なお、横型手すりは、手すり下部から受け金具で受けるように取り付けるのが基本。横から受ける金具では、握った手を滑らせていくと受け金具に当たって握り替える必要があるので不適切である。

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