手すりの握り

手すりの握り(テスリノニギリ)の意味・解説

手すりの握りとは、住宅内に設置する手すりにおいて、手を添えたり、グリップする部分のこと。手すりを取り付ける際には、利用者の身長、利き腕、車いす使用有無、身体の状態などによって、とくにこの「握り」部分の高さ、向き、形状、素材などに配慮する必要がある。
例えば、形状については、「丸型」「平型」「セーフティー型」などがある。丸型は、標準的なタイプとして多くに導入されているが、平型(フラットタイプ)は、横型手すりなどおもに体を支えながら移動する際の手すりとして採用されている。また、セーフティー型は、手のひらで握った跡のような凸凹をバーの表面に施したものである。握力が低下している高齢者でも、しっかり握ることができるタイプだ。

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