受水槽

受水槽(ジュスイソウ)の意味・解説

受水槽とは、ビル・マンション・学校・病院など多量の水を使用する建物などで、水道局から供給された水をいったんためておく容器のこと。
高層建築物で屋上等に高架水槽がある場合、地階もしくは1階に設けられている受水槽に水をため、高架水槽にポンプで水をくみ上げる。
これにより、配水管の水圧が変動しても給水圧・給水量を一定に保持できること、一時に多量の水使用が可能であること、断水時や災害時にも給水が確保できること等の効果がある。
受水槽から各入居者の蛇口までは、建物所有者の責任の下で管理され、有効容量が10立方メートルを超える受水槽を備えた給水設備は、水道法で1年に1回、水槽の清掃や定期検査などを行うことが義務づけられている。また、10立方メートル以下の受水槽の場合は、各自治体の条例規制を受けることとなる。なお、条例では、保険福祉事務所・保健所に給水開始の届け出や、清掃等の管理基準等が定められている。
(画像提供:PIXTA)

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