妻側住戸

妻側住戸(ツマガワジュウコ)の意味・解説

妻側住戸とは、マンションなどの住棟の両端に位置する住戸のことで、角住戸ともいう。建物の棟(むね)に対して直角な側面のことを「妻側」ということからこう呼ばれる。
端にあるため、2面あるいは3面に開口部をつくることができ、中住戸に比べて通風・採光面で優れているほか、間取りの自由度が高くなる、バルコニーを広めにとることができる(2面バルコニーなど)、開放感がある、隣り合う住戸が少ないためプライバシー性が高いなどのメリットが挙げられる。妻側住戸はこうした居住性の高さから人気があり、一般的に価格も高めに設定される。
一方で、住戸の3方の壁が外気に面していることから外気温の影響を受けやすく、場合によっては中住戸に比べて冷暖房の光熱費がかかるなどのデメリットも指摘されている。妻側住戸を選ぶ際は断熱性能がしっかりしているかどうかもチェックしたい。

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