都心回帰

都心回帰(トシンカイキ)の意味・解説

都心回帰とは、1990年代後半以降から起こる都心人口の再流入現象のこと。
高度経済成長期~バブル期にかけては、都心から郊外への人口流出が起こったが(ドーナツ化現象)、バブル景気崩壊後、都心部を中心とした地価下落にともなう不動産価格の低下、金融緩和、企業のリストラによるマンション用地の大量供給などにより、タワーマンションや大規模マンション群が建設され、新たな住民が居住するようになったことが原因として挙げられる。
こうした都心回帰などによる都心一極集中が進行すると、都心部の消費エネルギーの増大や沿岸部に立ち並ぶビル群が海風の流入を遮るといった影響により、ヒートアイランド現象や温暖化の助長、災害時の脆弱化など大きな課題も内在している。

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