連帯債務

連帯債務(レンタイサイム)の意味・解説

連帯債務とは、複数の債務者が1つの債務を連帯して負うこと。債権者は、全部の弁済を受けるまで、債務者の誰に対しても自由に弁済の請求ができるが、1人が全部弁済すれば他の債務者の債務が消滅する。例えば、夫婦2人が連帯債務者となって銀行から1000万円の融資を受けた場合、1000万円を完済するまでは夫も妻もどちらも1000万円を返す義務を負い、銀行はどちらに対しても返済の請求ができる。しかし、どちらかが1000万円を返済すれば、その時点で、もう1人が負っていた返済義務も消滅する。【フラット35】などの住宅ローンを借り入れる場合、収入合算をすれば、連帯債務者となることが条件となっている。

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