元金均等返済

元金均等返済(ガンキンキントウヘンサイ)の意味・解説

元金均等返済とは、住宅ローンの返済方法の1つで、毎回の返済額に占める元金の返済分を一定とし、利息額は、各回の元金の額に金利を掛けた分を支払う方法。

例えば、100万円を金利1%(月利)で借りて、元金均等返済で10カ月で返済する場合、毎月返済額に占める元金返済分はどの月も10万円となる。一方、利息は1回目1万円(100万円の1%)、2回目は9000円(90万円の1%)というように、元金の減少とともに減っていく。このように、元金均等返済の場合、最初の返済額は多いのだが、返済が進むにつれ減っていくのが特徴。これに対して、毎回の返済額が一定となるように計算した返済方法を「元利均等返済」という。

返済期間と金利が同じ条件なら、総返済額は元金均等返済のほうが元利均等返済より少なくなる。ただし、当初の返済額が高いため家計にゆとりがある人、あとで返済を楽にしたい人、数年先に買い換えを予定している人などに向いた返済方法だ。

元金均等返済は損か得か 元利均等返済との違い、返済シミュレーション例を紹介

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