保有遮炎時間

保有遮炎時間(ホユウシャエンジカン)の意味・解説

保有遮炎時間とは、火災に耐えることで遮炎が継続できる時間のことです。
建築基準法施行令の「防火区画検証法」の概要(第108条の3第5項)では、火災時における遮炎に関する性能を検証する方法を以下のように定めています。
建築物の室ごとに予測される火災の継続時間及び当該室の壁、床の開口部に設けられる防火設備が予測される火災に耐えることができる時間(保有遮炎時間)を求め、保有遮炎時間が火災の継続時間以上であることを確かめる。
・火災の継続時間は耐火性能検証法と同様の方法により求めることとする。
・保有遮炎時間は防火設備の構造方法、予測される火災による温度の推移に応じて国土交通大臣の定める方法により求めることとする。

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