火災危険度

火災危険度(カサイキケンド)の意味・解説

火災危険度とは、自治体単位で測定調査・公表している「地域危険度」を表す指標のひとつで、地震によって発生した火災による延焼の危険性を表す指標です。東京都では災害対策条件に基づき、おおむね5年ごとに実施しています。危険性の度合は、出火の危険性と延焼の危険性をもとに、周辺地域からの延焼の危険性も足し合わせて測定しています。
「地域危険度」は、火災危険度のほかに、建物倒壊の危険性を表す「建物倒壊危険度」と、出火や延焼の危険性を表す「火災危険度」、災害時の避難や消火・救助等の活動のしやすさ(困難さ)を考慮した「災害時活動困難度を考慮した総合危険度」の3つの危険度について、町丁目ごとに測定し、危険性の度合を5つのランクに分けて相対的に評価しています。
ちなみに、火災危険度の高い地域は、火を扱う店舗や工場が多い、老朽化した木造建物が密集している、道路や公園などが少ないなどの特徴がみられます。

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