引き渡し

引き渡し(ヒキワタシ)の意味・解説

引き渡しとは、不動産の売買で、土地や建物の所有権を最終的に売主から買主へ移転すること。または、住宅を新築する際に、完成した建築物を建設工事やリフォーム工事の施工会社から建築主や依頼主へ引き渡すこと。具体的には、住宅のカギの受け渡し、各種登記の実行、登記済証の交付などで、売買契約時に支払った手付金以外の残代金の支払いとその確認(決済)が済み次第行われる。
なお、残代金を住宅ローンで支払う場合は、ローン実行のための準備ももれなく行う必要がある。引き渡しの場には、売主、買主、不動産会社、金融機関担当者、司法書士などが一同に集まり、ローンの実行・残金の決済・売主の抵当権抹消、売主から買主への所有権移転、買主の抵当権設定を同時に行うため、手続きのうち一つでも不備があると、その日のうちに残金決済ならびに引き渡しが完了しないケースがまれにあるため、十分に注意して準備する必要がある。

新居引き渡しの準備・必要書類と当日の流れ。トラブル防止のコツも解説/注文住宅・土地探しマニュアル#37

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