防火区画検証法

防火区画検証法(ボウカクカクケンショウホウ)の意味・解説

防火区画検証法とは、建築基準法で定められた方法で、耐火建築物の防火区画に関して、火災時において開口部に設けられた防火設備の遮炎性能を検証する方法のことです。
防火区画とは、建物が規定の区画を超えて延焼または燃え広がらないように、一定面積ごとに防火間仕切りや防火戸、防火シャッターなどで区切ることで、延べ面積1000m2を超える大規模な建物では、床面積1000m2以内ごとに(主要構造部を耐火構造とした建築物の場合は1500m2ごとに)防火壁や耐火構造の床などを設置して区画しなければなりません。
このほかに建物の耐火・防火に対する安全性を検証する方法には、建築物の主要構造物に対する「耐火性能検証法」、安全に避難できる性能を検証する「避難安全検証法」などがあります。

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