柳宗理

柳宗理(ヤナギソウリ)の意味・解説

柳 宗理(1915年~2011年)とは、日本を代表するインダストリアルデザイナーです。第二次世界大戦後間もないころから、渡辺力、剣持勇らと共にジャパニーズ・モダンデザインの礎を創った人物と言われています。
東京美術学校(現・東京芸術大学)洋画科卒業後、坂倉準三建築研究所の研究員となりましたが、第二次世界大戦でフィリピンへ渡り、復員後にデザイン研究所を開設しました。
主な作品で現在も販売されているものは「バタフライ・スツール」「キッチンウェア(ステンレスの鍋、ボウル、包丁など)」「テーブルウェア(ステンレスカトラリー、ボンチャイナ食器など)」があります。「バタフライ・スツール」は、ニューヨーク近代美術館やルーブル美術館の永久収蔵品に選定されています。

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