イサム・ノグチ

イサム・ノグチの意味・解説

イサム・ノグチ(1904年~1988年)とは、アメリカ・ロサンゼルス生まれの彫刻家です。画家、インテリアデザイナー、造園家・作庭家、舞台芸術家としても数々の作品を残しており、20世紀を代表する作家のひとりとして知られています。
父親は日本人(英文学者の野口米次郎)、母親がアメリカ人(作家のレオニー・ギルモア)の日系アメリカ人です。幼少期を日本で過ごした後、アメリカ、フランスで彫刻を学び、第二次世界大戦前には彫刻家として活躍しました。戦中はアリゾナ州の日系人強制収容所に志願して拘留された後、戦後はアメリカで事務所を構え、日本にはたびたび来日しました。
日本に残されている主な作品には、イサム・ノグチ庭園美術館(香川県高松市)、モエレ沼公園(北海道札幌市)などがあります。

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