ジョージアン様式

ジョージアン様式の意味・解説

ジョージアン様式とは、イギリスで18世紀から19世紀中頃に即位した、ジョージ1世から4世までの時代に流行した建築と家具のデザイン様式のことです。その特徴はバロック様式やロココ様式と近しく、洗練された優美で繊細なデザインです。
この時期に起こった産業革命により、イギリスでは中産階級層が増加しました。このため家具の需要が伸び、それに対応するようにジョージアン様式の家具が多く製造されたと言われています。
ジョージアン様式の建築は、イギリスでの流行後、移民入植によりアメリカ大陸に伝えられました。外観のデザインは重厚で威厳が感じられ、当時大ブームとなった後、「ブリテッシュコロニアルスタイル」としてアメリカ東部を中心に広く定着しました。

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