ポストモダン

ポストモダンの意味・解説

ポストモダンとは、建築や哲学、文学などに用いられる言葉で、「モダニズム(近代主義)」への反動として、1960年代頃から表れた思想および表現のことです。モダニズムを批判する文化運動を含める場合には「ポストモダニズム」と呼ぶこともあります。ただ、ポストモダンは1990年代には終焉したとみなされており、20世紀末の文化やデザイン、建築様式を示す言葉として使われることもあります。
建築デザインにおいては、禁欲的または教義的な「モダニズム」への反省から、自由な発想や様式の混交を肯定しているため、共通する傾向は見られず、混沌かつ多様なデザイン様式が特徴といえます。
日本の場合、1980年代に建築された建築物を指すこともあります。ちなみにポストモダン建築の中で現存するものは「つくばセンタービル」「水戸芸術館」「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」などがあります。

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