特殊尿器

特殊尿器(トクシュニョウキ)の意味・解説

特殊尿器とは、ベッドから離れることができない場合に使用する福祉用具で、センサーで尿を感知して、真空方式で尿を吸引する採尿器のこと。
特殊尿器は尿を受けるレシーバー(交換部分)と尿をためるタンク部分(本体)で構成されており、男性用、女性用とがある。
ベッドの脇に置いて、排尿すると尿が自動的に吸引される。尿意があり、トイレまで間に合わない場合や歩いていけない場合などに、本人あるいは介護者の介助によりレシーバーをあてて使用する。
なお、特殊尿器のタンク部分(本体)は、以前は購入(特定)福祉用具の対象であったが、2012年(平成24年)の介護保険制度改正により、福祉用具貸与の対象に変更になった。なお、レシーバー(交換部分)に関しては、従来通り、購入(特定)福祉用具の対象となる。

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