耐火建築物義務ゾーニング

耐火建築物義務ゾーニング(タイカケンチクブツギムゾーニング)の意味・解説

耐火建築物義務ゾーニングとは、市街地における火災の危険を防除したり、防災機能を高める目的で、建築物に耐火構造を義務付けたり、敷地や建物の形態を規制する地域のこと。
なお、耐火建築物(建築基準法第2条第九号の二)とは、主要構造部が、耐火構造であるもの、または火災による火熱に火災が終了するまで耐えうるものと規定されている。
また、耐火構造(建築基準法第2条第七号)とは、壁、柱、床、その他の建築物の構造のうち、耐火性能の基準に適合する構造で、国土交通大臣が定めたもの、あるいは国土交通大臣の認定を受けたものをさす。なお、耐火性能とは、通常の火災が終了するまで倒壊、延焼を防止するために必要とされる性能のことで、火熱がある一定の時間加えられた場合でも構造耐力上支障のないものをいう。

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