電動補助装置

電動補助装置(デンドウホジョソウチ)の意味・解説

電動補助装置とは、自走式や介助式の車いすに装着して、電動装置の動力により、駆動力の全部または一部を補助する機能をもつもの。既存の多くの車いすに取り付けが可能で、おもに車いすを押す・こぐ負担を軽くする目的で使用する装置。
メリットとしては、外観は手動車いすと同様で、標準形電動車いすやハンドル形電動車いすなどに比べ、軽量で取り扱いが容易であること。また、手動と電動の切り替えも簡単におこなえることから、汎用性の高い車いすとして利用できる。自走用ではハンドリムの回転を感知してスイッチが自動的に入り駆動するものや、電動車いすと同様にレバーで操作するものなどがある。
選ぶ際の注意ポイントとしては、電動装置を取り付けることにより、車いすの重量が増えることを考慮する必要がある。また、強度面で一部、適応しない車種もあるため、利用している車いすに取り付け可能かどうかはチェックが必要である。
いずれもレンタル福祉用具やレンタル介護予防福祉用具の対象となる。

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