介助用標準型車イス

介助用標準型車イス(カイジョヨウヒョウジュンガタクルマイス)の意味・解説

介助用標準型車イスとは、介助者が操作して走行する車イスのこと。
介助による操作と狭い場所での取り回しに配慮しているため、駆動用のハンドリムがなく、一般的に、駆動輪は14~16インチと自走用標準型車イスのものより小さい。また、手押しハンドルを介助者が操作して走行するため、手押しハンドルには介助者用のブレーキが取り付けられている。
自走用車イスと同様、からだのサイズに適合させることが大切で、姿勢が崩れやすい場合には、身体支持に直接かかわる座面や背もたれの形状などを工夫する必要がある。
屋内で車イスを使用する場合には、介助用標準型車イスの幅を530mm~570mmとすると、部屋の出入り口の幅は750mm以上必要だといわれている。また、部屋の中での方向転換などの操作性にも十分注意して、リフォーム計画を立てる必要がある。

介助用標準型車イスの画像
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