水力発電

水力発電(スイリョクハツデン)の意味・解説

水力発電とは、水の流れを利用して電力を創出する方式のこと。高いところから低いほうへ流れる水の中に発電用のポンプ水車を設置し、その水車の回転で発電機を動かすことによって発電する。
メリットとしては、水が落下する力を利用して発電水車を回すため、環境によく、他の再生可能エネルギーを利用する発電方式(太陽光発電や風力発電)と比べるとコストが安く済むという特徴もある。
一方、デメリットとしては、ダム建設や発電所をつくる際の自然環境破壊や莫大なコストなどがあげられる。また、雨が降る量によって発電量が左右される可能性もある。
近年、このような課題を受け、ある程度の落差と流量があれば場所を問わない「小水力発電」が見直されている。「小水力発電」は大型の発電所のような自然への影響が少なく、生活圏に近いところなどでの稼働も可能。

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