住宅完成保証制度(完成保証)

住宅完成保証制度(完成保証)(ジュウタクカンセイホショウセイド)の意味・解説

住宅完成保証制度(完成保証)とは、住宅の新築を行う途中で住宅建設会社が倒産した場合に、工事の続行が可能になるよう発注者(消費者)をサポートする制度。以下のような仕組みで「住宅保証機構」などが行っている。
(1)制度に登録している住宅建設会社と工事の発注者が「建設工事請負契約の前に、保証委託契約の内容について取り決める」
(2)住宅建設会社と住宅保証機構等が「保証委託契約」を結ぶ
(3)住宅建設会社が倒産した場合、住宅保証機構等が発注者に対し、倒産した建設会社に代わって工事を請け負う代替業者候補をあっせんする。また、既に支払った前払金等の返還債務不履行による損害や増嵩工事費用(工事の中断等によって余計にかかる工事費用等)について、保証契約の範囲内で保証金を支払う。

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