レール型スロープ

レール型スロープ(レールガタスロープ)の意味・解説

レール型スロープとは、車いすの車輪に合わせて2本のレールを敷いたスロープのことで、レンタル福祉用具やレンタル介護予防福祉用具の対象。
軽量で、かつ1本ずつ運べるので、一人でも簡単に設置できる。
なお、スロープには、このレール型のほかに1枚板タイプがあり、レールタイプのように車輪をスロープに合わせる必要がなく、介助者もスロープの走行面に一緒に乗ることができるため、腕の位置が変わらずに楽に押すことができる。
スロープを設置する際の注意点としては、勾配が急すぎると使用が困難になるため、敷居の高さに対するスロープの長さは数倍程度でよいが、玄関の上がり框(かまち)やリビングの掃き出し窓から庭先にスロープをかけるときには、高さに対して最低でも自立駆動で10倍~12倍、介助走行で6倍~8倍の長さが必要だといわれている。

レール型スロープの画像
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