介護保険制度

介護保険制度(カイゴホケンセイド)の意味・解説

介護保険制度とは、介護や支援が必要になったときに適切なサービスが受けられるよう、国民全員で保険料を負担し合い、介護を社会全体で支える仕組み・制度のこと。
40歳以上の人が支払う保険料と税金を財源とし、運営はいちばん身近な自治体である市町村と特別区(以下、市区町村)が行い、これを都道府県と国がサポートするというもの。
介護保険制度は2000年(平成12年)にスタートし、2006年、2009年、2012年、2015年、2018年に改正法が施行された。2018年の改正では、所得の多いサービス利用者の自己負担額が1~2割から3割へ引き上げられ、厚生労働省が全国の福祉用具の平均レンタル価格の公表と上限設定を行うことになった。また、新しい介護保険施設の「介護医療院」が創設され、「共生型サービス」も導入された。

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