街区(ガイク)の意味・解説
街区とは、道路、鉄道、河川、水路、恒久的な施設で囲まれた市街地、住宅地の一団の土地のこと。ブロックともいう。
都市計画、景観計画、市街地再開発計画などにおいて、空間の特性等を把握する上での基本単位とされる。よって、不動産の資産価値を評価する際や都市開発を行う際は、個別の土地や建物だけでなく、周辺の立地特性や社会的環境などを十分に把握・評価することが重要であり、街区はその際の基本的な単位となる。
なお、特定の市街地を整備するため、都市計画法に基づいて市町村が定めた区画を特定街区という。また、街区を区切る道路のうち、交通の機能よりも沿道の人々が利用することが多い道路を「区画街路」といい、街区内を細かく区切る道路を「細街路」という。
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