ケアハウスの意味・解説
ケアハウスとは、身寄りがないなど、家族との同居や援助が困難な事情がある高齢者が入居できる住まいで、基本的に自立している人を対象とした自立型と、介護付有料老人ホームと同じ「特定施設」で日常的な介護が受けられる介護型の2つに分類される。
入居条件は、自立型は原則60歳以上で自立から軽度の要介護者、介護型は原則65歳以上で要介護1以上の人となっている。
施設内は原則個室で、洗面所やトイレ、収納スペース、簡単な調理設備が設けられ、食事提供、安否確認、入浴のサポートなどのサービスが受けられる。居室の広さは21.6m2以上で、夫婦や兄弟で利用できる2人部屋の場合は31.9m2以上。また、食堂とリビングを兼用した共同生活室のあるケアハウスの場合は単身で15.63m2、2人部屋で23.45m2以上となっている。
介護型のケアハウスの場合、介護付有料老人ホームと同じように、施設内に常駐するスタッフから日常的に介護サービスを受けることができる。自立型のケアハウスに入居し、途中で支援や介護が必要になった場合は、デイサービスやヘルパーなど外部の介護サービスを利用することになる。
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