土地区画整理法

土地区画整理法(トチクカクセイリホウ)の意味・解説

土地区画整理法とは、土地区画整理事業に関し、その施行者や施行方法、費用の負担等必要な事項を取り決めることによって、無理・無駄のない健全な市街地の造成を図ることを目的とした法律。
なお、土地区画整理事業とは、都市計画区域内の土地について、土地の区画形質を改め、道路・公園等の新設・変更を行い、宅地利用の増進と公共施設の整備改善を図ることを目的とした事業をいう。
特徴としては、
1.権利変換による土地の交換分合(換地)という手法を採用すること
2.新たに必要となる公共用地を土地所有者が平等に提供するという仕組み(減歩)によって生み出すことである。 また、事業によって宅地の評価が高まるが、その一部を事業に充てるという受益者負担の考え方が取り入れられていることも大きな特徴である。
日本においては、農地から市街地への土地利用の計画的な転換、大震災後の市街地復興、街路網の整備などの手法として多用されてきた。

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