耐震リフォーム工事(タイシンリフォームコウジ)の意味・解説
耐震リフォーム工事とは、木造住宅などにおいて、建物の耐震性を診断するとともに、土台・基礎・柱・筋交い・壁などに必要な耐震補強を施す工事のこと。
近年は、オリジナルの耐震金物を使用して工期やコストの削減を図ったり、耐震・制震・免震装置を設置するケースも増えている。
また、中古住宅購入やリフォームを検討している人は、とくに建築年をチェックしよう。1981年（昭和56年）に建築基準法が改正され、従来の耐震基準よりかなり耐震性が高い「新耐震基準」が求められるようになった。
さらに、2000年（平成12年）にも法改正があり、木造住宅における柱の接合金物の仕様などにさらなる規定が追加された。つまり、1981年以前に建てられた住宅については、この「新耐震基準」に沿う耐震リフォーム工事を行うことが大事で、自治体などでは、こうした工事に対し、無料耐震診断やリフォーム時の補助金制度などでバックアップしている。
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