クランプ

クランプの意味・解説

クランプとは、加工する材料を作業台に一時的に固定するための工具です。材料を作業台とクランプで挟んで固定するタイプや、洗濯ハサミのように挟み込んで固定するタイプなどがあります。
クランプにはさまざまな種類があり、固定したい材料、固定を保持する強さ、挟む部分の形状などに考慮して選択します。例えば、「C型クランプ」は、材料を深く挟み込み、強力に固定できるタイプで、「シャコ万力」「B型クランプ」と呼ばれることもあります。ただ、材料を潰してしまうほど強い締め付け力があるので、当て木などをかぶせてへこみキズがつかないようにするとよいでしょう。「F型クランプ」は「L型クランプ」とも言われ、ハンドルがついている部分をスライドさせて使用するため材料の幅や厚みに合わせて固定できます。締め付ける部分の先端にゴムが付いているタイプが多く、へこみキズをつけることなく材料を固定できます。

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