チムニー

チムニーの意味・解説

チムニーとは、煙突のこと。
本来は、室内の暖炉で薪を燃やした際に発生する煙や二酸化炭素を外界に排出するための排煙・排気口として機能するものである。中世ヨーロッパの住宅においては、特徴的な外観のアクセントの一つである。現在は、暖炉をもつ住宅においては実用として機能しているものもあるが、ストーブや暖房機器の普及により、輸入住宅や洋風住宅の雰囲気を醸し出すデザイン的な効果を狙って、形だけのチムニーを設置するケースも少なくない。
また、自然換気の換気効率を上げる役割として、チムニーを導入するケースもある。これは、建物内に吸気した空気をチムニーから排気することで生じる建物内の気圧差を活かして、安定した気流を発生させるというもの。理論上、チムニーの排気口の位置が高いほど、気圧差が生じ、気流速度を上げられることになる。

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