テレビ共聴アンテナ

テレビ共聴アンテナ(テレビキョウチョウアンテナ)の意味・解説

テレビ共聴アンテナとは、1本のアンテナで複数戸のテレビを受像する装置のこと。
中高層集合住宅では、建物の屋上に親アンテナを立て、アンテナで直接受けた電波を信号に変換し、「同軸ケーブル」を通じて「増幅器(ブースター)」や「分配器」などを経由して映像データを各住戸に送るというもの。電波障害対策のため、テレビ共聴アンテナを利用する一戸建てもある。
なお、この「共聴方式」には、このアンテナ方式のほかに「ケーブル方式」がある。こちらは、ケーブルテレビ会社が各地に送信した映像データを最寄りの電柱に敷設された分岐器(タップオフ)からケーブルで引き込み、各家庭に配信する方式。高層建築物による電波障害や悪天候、災害等による影響が少ないことから、最近では「ケーブル方式」を採用するケースが増加している。

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