財形貯蓄

財形貯蓄(ザイケイチョチク)の意味・解説

財形貯蓄とは、勤労者(事業主に雇用されている人)を対象に、その財産形成を推進するために設けられた貯蓄制度のこと。「給与からの天引き」で行う積立型の貯蓄であることが特徴だ。財形貯蓄には、次の3種類がある。

【財形貯蓄の種類】
■一般財形貯蓄
貯蓄の目的を問わず、貯蓄したお金は結婚や教育費、車の購入、旅行などさまざまな用途に利用できる
■財形住宅貯蓄
住宅購入や新築などの頭金や購入諸費用に充てるための貯蓄
■財形年金貯蓄
積み立てた貯蓄を60歳以降に年金方式で受け取る貯蓄

このうち財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄は、貯蓄残高550万円まで利子等課税が非課税となる(ただし、定められた目的以外で払い出す場合には課税される)。また、財形貯蓄を1年以上行い、貯蓄残高が50万円以上ある等の条件を満たせば、財形住宅融資が利用できる(一般財形貯蓄や財形年金貯蓄などでも利用できる)。

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