難燃加工

難燃加工(ナンネンカコウ)の意味・解説

難燃加工とは、可燃性をもつ材料を、燃えにくくするために施す加工のことです。建築材料などに使われる合板の難燃加工には、難燃薬剤に浸す方法や、難燃薬剤を入れた接着剤で板を張り付ける、合板の表面に難燃性能のある塩化ビニールのシートなどを貼り合わせる、などの方法があります。
「難燃」は「防炎」と同じく、“燃えにくい”という意味ですが、法律で以下のように定められており、厳密にいうと意味合いは異なります。
■難燃:建築基準法に基づく用語で、難燃材料についての定義を表している(建築基準法施行令 第一条6)
■防炎:消防法に基づく用語で、防炎性能の測定に関する技術上の基準を表している(消防法施行規則 第四条3-4)

ページトップへ戻る