耐火性能検証法

耐火性能検証法(タイカセイノウケンショウホウ)の意味・解説

耐火性能検証法とは、主要構造部が耐火構造でない建築物でも、以下の点について一定の技術的基準に適合する場合は「耐火建築物」として認められる。「耐火性能検証法」はこういった建築物が、技術的基準に適合するかどうかを検証するための方法である。

■耐火建築物の条件(耐火構造以外の場合)
(1)建築物の主要構造部について、構造や建築設備、用途に応じて、屋内で発生が予測される火炎による加熱に、火災が終了する(燃え尽きるまたは下火になる)まで耐えられること
(2)建築物の外壁については、周囲で発生する通常の火災による火熱に、火災が終了するまで耐えられることも条件となる
(3)外壁の開口部で延焼のおそれのある部分に、一定の遮炎性能を備えた防火戸などの防火設備を有すること

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