許容差

許容差(キョヨウサ)の意味・解説

許容差とは、建物の建築や機械加工などを行う際、「設計図に表示された寸法と実際の寸法の差がどの程度まで許されるか」を示した数値のことです。

建物を建築する際、設計図に表示された寸法どおりにつくることは非常に困難で、どうしても誤差が出てしまいます。そこで、例えば設計図の寸法(基準値)が100mmの場合、実際の寸法は、98mmから103mmまでの範囲内なら許容するというように、最小と最大の「許容寸法」が定められています。

許容差は、この基準値と最小値・最大値の差のことで、この場合は、設計図では基準値の横に小さく「マイナス2mm」、「プラス3mm」などというように表記されます。

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