空気清浄度階級

空気清浄度階級(クウキセイジョウドカイキュウ)の意味・解説

空気清浄度とは、電気・コンピューターメーカーや医薬品メーカー、食品メーカーなどに設けられた「クリーンルーム」(無塵室や無菌室)の空気がどのくらい清浄かを示す尺度です。

空気清浄度は、空気中に含まれる浮遊微粒子の大きさと数を測り、一定体積の空気中に所定の大きさの粒子がいくつあるかによってクラス分けされています(これを「空気清浄度クラス」といいます)。例えば、「1立方メートルの空気中に0.1マイクロメートル以上の微粒子が10個以下」という条件を満たせば「クラス1」となります(ISO規格の場合)。

空気清浄度を所定のクラスに保つためには、エアフィルタなどで空気汚染物を除去するとともに、室内の清掃の徹底など日常管理も必要となります。

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