高齢者専用賃貸住宅

高齢者専用賃貸住宅(コウレイシャセンヨウチンタイジュウタク)の意味・解説

高齢者専用賃貸住宅とは、2001年に施行された「高齢者すまい法」に基づき、高齢者の居住を拒まない賃貸住宅を「高齢者円滑入居賃貸住宅(略称:高円賃)」として登録するものとしてスタートした制度。このなかで特に、高齢者専用として登録されたものを高齢者専用賃貸住宅(高専賃)と呼ぶ。
運営は民間事業者等で、都道府県単位で認可・登録した住居に、自立あるいは軽度の要介護レベルの高齢者を受け入れるというもの。
認知症や医療的なケアが必要な場合は入居できないが、外部の介護サービス事業者を利用することで、生活援助、身体介護、医療的なケアを受けることが可能な場合もある。
ただ、2011年(平成23年)に「高齢者の居住の安定確保に関する法律」の改正法が施行されたことにより、「高齢者専用賃貸住宅(高専賃)」の制度は廃止となり、「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」に一本化された。

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