環境・景観保全系ゾーニング

環境・景観保全系ゾーニング(カンキョウ・ケイカンホゼンゾーニング)の意味・解説

環境・景観保全系ゾーニングとは、都市環境や景観、自然環境を保全するために、一定の建築制限を加えることが認められている地区の総称です。区市町村は必要に応じて、風致地区、歴史的風土特別保存地区、緑地保全地区、美観地区などを指定することができ、その地区での建物建築について、建築基準法に基づいた条例・制限事項を定めることができます。
例えば、風致地区は、水や緑など、良好な自然的景観を守り、風致を維持すべき地区を指定しています。歴史的風土特別保存地区は、歴史上意義を有する建造物、遺跡等が周囲の自然的環境と一体となり古都における伝統と文化を具現および形成している土地が指定されます。
美観地区については、2004年(平成16年)の景観法策定に伴い廃止され、景観地区に変更されています。

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